A D V A N C E I N F O R M A T I O N
イレーズサスペンド中のプログラム動作が完了すると,バンクはイレーズ - サスペンド -
リードモードに戻ります。通常のバイトプログラム動作のときと同じように,システムは,
DQ7 またはDQ6 ステータスビットにより,プログラム動作の状態を調べることができま
す。詳しくは,「ライト動作ステータス」を参照してください。
イレーズ - サスペンド - リードモードのとき,システムはオートセレクトコマンドシーケ
ンスを実行することもできます。オートセレクトコードはメモリアレイ内には格納されま
せんので,消去対象のセクタ内のアドレスを使用してもコードをリードすることができま
す。オートセレクトモードを終了すると,イレーズサスペンドモードに戻り,他の有効な
動作を行なえるようになります。詳しくは,「オートセレクトモード」および「オートセレ
クトコマンドシーケンス」を参照してください。
セクタイレーズ動作を再開させるには,イレーズレジュームコマンドをライトする必要が
あります。このコマンドをライトする際,イレーズサスペンドされているバンクのバンク
アドレスが必要です。また,この後にレジュームコマンドをライトしても無視されます。
デバイスがイレーズ動作を再開すると,イレーズサスペンドコマンドを再度,ライトでき
ます。
2005 年3 月9 日 S29JL032HA11
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