H C P L-3 1 2 0 /H C N W 3 1 2 0
図29.シールドされていないフォトカプラの
入力-出力間容量モデル
図30.シールドされたフォトカプラの入力-出力間容量モデル
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図31.同相雑音時における図25の等価回路
図32.非推奨オープンコレクタ駆動回路
デッドタイムを最小限にするためにはLED2のオンをLEDの
オフに対して遅らせて図34に示す様にQ2がオンしたと同時
にQ1がオフになる様に設計します。この条件の時に必要な
遅れ時間の差の合計が-40℃~100℃の温度範囲で伝達遅延
PDDM AX350nsとなります。最大伝達遅延だけLED信号を遅ら
せることで最小デッドタイムは図35に示される様に最大と
最小の伝達遅延の差となります。HCPL-3120の最大デッドタ
イムは-40℃~100℃の動作温度範囲で700ns(=350ns-
(-350ns))となります。フォトカプラはそれぞれ接近して
マウントされ、また同じIGBTをスイッチングしているので
PDDとデッドタイムを計算するために使われた伝達遅延時間
は同じ温度とテスト条件で測定したということに御注意下さ
い。
図33.超高CM Rによる推奨LED駆動回路
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