[AK4612]
■ シリアルコントロールインタフェース
AK4612の各機能はピンまたはレジスタで設定できます。レジスタへの書き込み方式は2種類(4線シリアル、I2C
バス)あります。チップアドレスはCAD0, CAD1 pinの設定で決定されます。PDN pinを“L” にすると内部レジ
スタ値は初期化されます。RSTN bitに “0” を書き込むと内部タイミング回路がリセットされます。但し、こ
の時レジスタの内容は初期化されません。
* PDN = “L”時はコントロールレジスタへの書き込みはできません。
(1) 4線シリアルコントロールモード(I2C pin = “L”)
レジスタ設定は4線式シリアルI/F pin(CSN, CCLK, CDTI, CDTO)で書き込みまたは読み出しを行います。I/F上
のデータはChip address (2bits, CAD0, CAD1 pinで設定), Read/Write (1bit), Register address (MSB first, 5bits) と
Control Data (MSB first, 8bits)で構成されます。データ送信側はCCLKの“↓”で各ビットを出力し、受信側は“↑”
で取り込みます。データの書き込みはCSNの“↑”で有効になり、データの読み出しはCSNの“↑”で出力がHi-Z
になります。1アドレスへの書き込み毎にCSNを一度“H”にしてください。CCLKのクロックスピードは5MHz
(max)です。PDN pin= “L”でレジスタの値はリセットされます。
CSN
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10 11 12 13 14 15
CCLK
“H” or “L”
“H” or “L”
“H” or “L”
“H” or “L”
CDTI
CDTO
CDTI
C1 C0 R/W A4 A3 A2 A1 A0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
Hi-Z
WRITE
READ
“H” or “L”
“H” or “L”
C1 C0 R/W A4 A3 A2 A1 A0
Hi-Z
Hi-Z
CDTO
D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
C1 – C0: Chip Address (C1=CAD1, C0=CA0)
R/W: READ / WRITE (“1”: WRITE, “0”: READ)
A4 - A0: Register Address
D7 – D0: Control Data
Figure 49. コントロールデータタイミング
MS1039-J-01
2009/06
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