Product Specification
108-78140
9.6 耐油、耐溶液試験
コネクタを各種オイルに浸漬する。オイルの温度は50±2℃とし、順序を以下
に示す。
トルコンオイル
(キャッスルオートフルードスペシャル)
1時間浸漬 → 白灯油洗浄5分間浸漬
1時間浸漬 → 白灯油洗浄5分間浸漬
1時間浸漬 → 白灯油洗浄5分間浸漬
→ ミッションオイル(SAE 90)
→ エンジンオイル(SAE 10W-30)
→ クラッチオイル(トヨタ規格 SHD) 1時間浸漬 → 白灯油洗浄5分間浸漬
→ ブレーキオイル(トヨタ規格 SHF) 1時間浸漬 → 白灯油洗浄5分間浸漬
また、別のサンプルを用いて、以下の溶液に浸漬する。溶液の温度は50±2℃
とし、順序を以下に示す。
ウォッシャ液(市販品) 1時間浸漬
→ 不凍液(キャッスルロングライフクーラント) 1時間浸漬
→ 水道水洗浄5分間浸漬 常温放置にて乾燥
→
水道水洗浄5分間浸漬
→
9.7 耐水試験
コネクタを恒温槽内に入れ、40分間加熱し、その後直ちに耐水試験槽内に入
れ20分間常温水を噴水する。
これを1サイクルとして48サイクル実施する。噴水条件は、JIS D0203のS2と
する。噴水中は、コネクタの各極間に図3に示す回路で28Vの電圧を印加し、
リーク電流を監視する。
また、恒温槽内の温度は、125℃とする。
9.8 凍結試験
コネクタを100℃の水に1時間浸漬後、これを速やかに-30±5℃の恒温槽に入
れ、付着した水が氷結した後、取り出す。試験中は、コネクタの各極間に図3
に示す回路で28Vの電圧を印加し、リーク電流を監視する。
Rev. A8
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