ASAHI KASEI
[AK2347]
デジタルACタイミング
1) シリアルインターフェースタイミング
AK2347は、CSN, SCLK, SDATAの3線同期式シリアルインターフェースにより、データの書き込みと読み出し
を行ないます。
SDATA(シリアルデータ)は、書き込み/読み出しの識別ビット(R/W ) 、レジスタアドレス(MSBファースト,
A3~A0)とコントロールデータ(M SBファースト, D7~D0)で構成されます。
書き込み(W RITE命令)
CSN
SCLK
R/W A3 A2 A1 A0
Hi-Z
D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
SDATA
(Input)
SDATA
(Output)
読み出し(READ命令)
CSN
SCLK
Hi-Z
R/W A3 A2 A1 A0
Hi-Z
SDATA
(Input)
SDATA
(Output)
D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1
D0
R/W レ:ジスタへのアクセスが書き込みか、読み出しかをこのビットで識別します。
このビットが ”Low”の場合には書き込み、”High”の場合には読み出しとなります。
A3~A0 : アクセスしようとしているレジスタのアドレスを表します。
D7~D0: レジスタへの書き込み、もしくはレジスタからの読み出しデータです。
① CSN(チップセレクト)は、通常”High”に設定します。
CSNを”Low”に設定すると、シリアルインターフェースがアクティブとなります。
② 書き込みでは、CSNが”Low”区間で、14個のSCLKクロックの立ち上がりに同期してSDATAから識別ビット、
アドレス、データの順に取り込みます。アドレスA0とデータD7と間は、”Low”を設定願います。
読み出しでは、CSNが”Low”区間で、SCLKの前半5クロックの立ち上がりに同期してSDATAから識別ビット、
アドレスを取り込み、後半の9クロックの立ち下がりに同期して指定したアドレスのデータを出力します。
アドレスA0とデータD7間のデータは、不定となりますのでご注意願います。
SCLKの後半9クロックでデータ出力の区間では、SDATAへの入力は”Hi-Z”としてください。
③ 書き込み、読み出しの設定は、CSNの ”Low”区間に14クロックがSCLKより入力されることを想定しています。
14クロックを上回ったり下回るクロックが入力されると、データが正しく設定されませんのでご注意願います。
MS0375-J-00
2005/01
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