ASAHI KASEI
機½説明
[AK2306/LV]
■
PCMインタフェース
AK2306は以下の3つのPCMデータインタフェースをサポートしています。
・Long
Frame Sync(LF)
・Short
Frame Sync(SF)
・GCI
各チャンネルのPCMデータは多重化され共通の端子(DR,DX)から順次入出力されます。
いずれの場合もデータはMSBファーストで入出力されます。PCMデータストリーム上、最初の8bitが
B1チャネル、次の8bitがB2チャネルです。
◆
PCMインターフェースの選択
Long Frame/Short Frame
またはGCIのどちらか一方を選択します。
以下を参照してPCMIFレジスタを設定して下さい。
PCMインタフェース選択レジスタ(アドレス:101 Bit:0)
PCMIF
PCMインタフェース
0
1
LF or SF
GCI
備考
LF/SFはFS信号で自動判定(次ページ参照)
∗
レジスタ初期化時はLF/SFモード(PCMIF=0)が選択されます。
●
LONG FRAME (LF) / SHORT FRAME (SF)
◆
LF/SFの判定方法
AK2306は入力されたFSの”H”期間によりLong Frame, Short Frameかを自動的に判断します。
FS=”H”の期間
BCLKの2周期以上
BCLKの1周期
◆
インタフェースタイミング
フレーム構成
LF
SF
各チャンネルのPCMデータは、フレーム同期信号FSに同期して、1フレーム区間(125μs)毎にそれぞれ8ビット
ずつDX,DR端子より入出力されます。1フレーム区間には最大64個のタイムスロット(BCLK=4.096MHz時)があ
ります。タイムスロット数=BCLK/64kです。CH0,CH1のタイムスロットは同期信号FSから決められた½½で
入出力されます。
◆
フレーム同期信号(Frame
Sync:FS)
8kHzの基準入力信号です。1フレーム(125us毎)に8ビットのPCMデータが入出力されます。BCLKと同期してい
ることが必要です。FSはPLLの入力となり、これをもとに内部の動½クロックが生成されます。
MS0093-J-06
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2012/01